ポーカー: フロップ・ポーカー(コミュニティ・カード・ポーカー): テキサスホールデム

ラスベガス等の世界中のカジノのポーカールームでプレイすることの出来る一般的なフロップゲームである。名称としては「ホールデム」や「テキサス」とも呼ばれることが多い。

2枚の手札と5枚の共有カードを組み合わせて役を競うポーカー。手札と共有カードの組み合わせ方は自由である。

順に明かされる共有カード（最初に3枚、次に1枚、最後に1枚）と、アンティがごく少なく（場合によってはない）、多くの場合即座のドロップが最善、という特徴をもつ。

海外のカジノや、ゲームサイトで人気があり、World Series of Pokerという世界選手権のメインイベントの種目は、このテキサスホールデムである。

ゲームの流れは以下の通り。

1. ブラインドベット（ディーラーボタンと呼ばれる器具の左隣1・2番目の人が払う強制ベット額）を行う
   
2. カードをプレイヤー1名に対して2枚をディーラーボタンの左隣1番目の人から全員に時計回り順でディール（配る）する

（この時カードは1枚ずつ配るものとされている）

1. ベットラウンド1
   
2. 全員のベット額が同額になり次第ディーラーはカードを1枚捨て（バーンカードと言う）3枚のカード（フロップと呼ばれる）をボード上に表向きにして置く
   
3. ベットラウンド2
   
4. 全員のベット額が同じになり次第ディーラーはカードを1枚捨てターンと呼ばれる4枚目のカードを場に表向きにして出す
   
5. ベットラウンド3
   
6. 全員のベット額が同じになり次第ディーラーはカードを1枚捨てリバーと呼ばれる５枚目のカードを場に表向きにして出す
   
7. ベットラウンド4
   
8. 全員のベット額が同じになり次第ショーダウン（カードを明かす）
   
9. ディーラーの裁定で役の強さが決定され、一番強い手役をもっている人にチップが全て渡される

（引き分けの場合はチップの量を可能な限り引き分けたプレイヤーで割り、それを引き分けたプレイヤー全てに渡される）

 

目次 ポーカーの特徴 共通ルール 2.1 ポーカー・ハンド 2.2 ポーカー・ハンドに関する注意 2.2.1 ストレートにおけるAの取り扱い 2.2.2 同一の役が出来た場合の強弱 2.2.2.1 ワンペア、スリーカード、フォーカードの場合 2.2.2.2 フルハウスの場合 2.2.2.3 ツーペアの場合 2.2.2.4 フラッシュ、ストレート、ストレート・フラッシュ、ノーペアの場合 2.3 ディーラー 2.4 フォルド 2.5 チップの種類 2.5.1 ポット 2.5.2 アンティ 2.5.3 ベット 2.6 ブラインド・ベット 2.6.1 ベットの上限 2.6.2 ショー・ダウン ポーカーの種類 3.1 クローズド・ポーカー 3.2 スタッド・ポーカー（オープン・ポーカーとも） 3.3 フロップ・ポーカー 3.4 その他 3.4.1 　ハイロー ディーラーズ・チョイス カジノゲームとホームゲーム 特殊なポーカー 6.1 ローポーカー 6.2 ワイルドポーカー 様々なポーカー 7.1 クローズド・ポーカー（クローズド・ポーカー） 7.1.1 ジャックポット 7.1.2 セブンカードドロー 7.1.3 ロー・ボール 7.1.4 ハイロー・ドロー 7.1.5 ベスト・フラッシュ 7.2 スタッド・ポーカー（オープン・ポーカー） 7.2.1 ファイブ・スタッド（ショート・スタッド） 7.2.2 セブン・スタッド（ロング・スタッド） 7.2.3 ロー・スタッド 7.2.4 ハイロー・スタッド 7.2.5 Razz 7.2.6 カナディアン・スタッド 7.2.7 メキシカン・スタッド 7.3 フロップ・ポーカー(コミュニティ・カード・ポーカー) 7.3.1 テキサスホールデム 7.3.2 オマハホールデム 7.4 その他 7.4.1 インディアンポーカー 7.4.2 ポーカー・ソリテール 7.4.3 ビデオポーカー 歴史 日本におけるポーカーの現状 9.1 ルールの誤解 9.2 ルールの古さ

 

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